子育てコラム

子供を見守るって難しい?「見守る親」と 「見張る(監視する)親」

2022年3月28日

親の学校子育てコラム

子供を監視する親になっていませんか?

どんなに親の理想と離れようとも、周りの人達が何と言おうとも、私はあなたの味方だよ。
あなたがあなたらしく生きられるよう、いつも笑顔でそこにいる。

そんな
「見守れる親になりたい」
そう願う人は多いことでしょう。

でも、いざ子どもを前にすると「見守っている」つもりが、「監視する親」になっている人も多いです。

▶ここでは、見守る親と監視する親の違いを知りながら、今より見守るのが楽になるヒントをお伝えします。



見守る親と監視する親の違い


「この子の年齢ならこのぐらいできないと…」「将来困らないようにしないと…」
と思わず過干渉気味になってしまうのが少なくないの親の心理です。

でも、子どもには「自ら育とうとする力」があります。

あまり親が口を出し過ぎると、子どもの中で自ら育つのに必要な考えたり探求したりする時間がなくなってしまいます。

「見守るのは難しい…」と感じる親は「あまり言うのはよくない…」と分かっています。

でも、子どもの事を思うからこそ、見守っているつもりが監視になってしまうことがままあります。

もしあなたが「見守るのは難しい」と感じているなら、先ずは「見守る」と「見張る(監視する)」の違いを知ってみてください。


こんなに違う!見守る親と監視する親

「見守る」と「見張る(監視する)」では、同じ目を配るでも、その意味合いは全く違います。

辞書で調べてみると…

■見守る
無事であるように注意しながら見る。また、なりゆきを気をつけながら見る。

■見張る 
注意深く目を配って監視する。「敵の行動を―・る」
提供元:デジタル大辞泉

■監視
相手の状態や状況の変化を知るために見張りなどの手段を用いた受動的な情報収集の活動を言う。
提供元:ウィキペディア

調べてみると、敵と味方くらいの違いがあることに驚きます。

そして、「見守る」と「見張る」の意味の違いから、それぞれの親の目的は以下のようになるでしょう。

見守る親の目的
今の子どもの置かれている状況、していること、感じていることを知るために見る。

見張る(監視する)親の目的
子どもが、親が求めるある一定の行動をするか、もしくはしないかを確認するために見る。

また、目的の違いは、親が子どもをどう見ているかにも表れます。

見守れるのは

子どもが自分で選択したのだから、どんな結果になっても大丈夫!と、子どもを信頼している。

見張る(監視する)のは

この子の考え方は甘い!親の言うとおりにしたほうがいいのだ!と、子どもの選択を信用していない。

いかがでしょうか?
どうやら、「子どもを見守もる」のが難しいと感じるときは、子どもを見る目的から違ってきているようですね。

そして、心の底から子どもを見守るには、子どもを信頼することが大切だということが分かります。

監視する親から抜け出そう!子どもを見守る親の姿勢


見守ると見張る(監視する)の違い知って、やっぱり子どもを見守るのは難しそう…と感じた人もいるかもしれません。

でも、この違いを知ったあなたなら、ここからいくらでも「見守れる親」に変わることが出来ますよ。

子育ては子離れの始まり


という言葉がありますが、子離れとはまさしく見守ること。

急ぐ必要はありません。

むしろ、子どもと「今を共有する」ことが、見守れる親への第一歩です。
子どもといるこの瞬間
過去でも未来でもなく、「何がしたくて」「何を感じているのか」目の前の子どもの「今」を見るようにしてみてください。

未来とは「今」の連続した先です。
そうして子どもと「今」を共有しながら共に成長し、徐々に子離れできればいいのだと思います。

子育て4訓

最後に、山口県下に住む教育者が、長年の教育経験を踏まえてまとめたものだといわれている「子育て4訓」をご紹介します。

子どもの成長段階に比例し少しずつ距離を離しながら「見守る」ことの大切さを伝えている何度も読み返したくなる訓示です。

育て四訓

一、乳児はしっかり肌を離すな

一、幼児は肌を離せ手を離すな

一、少年は手を離せ目を離すな

一、青年は目を離せ心を離すな



今より子どもを見守れる親になるための参考になれば嬉しいです。



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