いい親子関係のヒント
いい親子関係は信頼で繋がっている
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「いい親子関係」ってどんなもの?
我慢と忍耐で作られた優しさの上に成り立つものでしょうか?
叱らない、怒鳴らない、波風の立たない関係でしょうか?
いいえ、親だって人間です。
我慢できないこともある、優しくなれないときもある。
わかっっちゃいるけど自分の感情を抑えきれないときもある。
つまらないことでケンカしちゃうときもある。
そう、「にんげんだもの」
親業の創始者、臨床心理学者のトマス・ゴードン博士は
「対立は人間関係の真実の瞬間である。
対立が何度起こるかではなく、対立をどう解いたかでその後の人間関係が大きく変わる」
と言っています。
嫌なやつだと思っていたけど、ぶつかり合ったからこそ本音が言えて仲良くなる!なんてこともあるのではないでしょうか。
言い換えれば
この親だったら言っても分かってくれる。
この子だったら私のことを分かってくれる。
そう思える関係が「いい親子関係」であるといえます。
いい親にならなくていい
この人だったら私を分かってくれる。
そう思えるために必要なのが「信頼」です。
信頼するのに年齢も性別も関係ありません。
そして、信頼し合える関係になるためには、どんなに小さな子どもでも、一人の個性ある一人の人と認め、なおかつ、子どもにも、親も人間なんだと分かってもらうことから始まります。
お互いが人間として認め合えたところに「信頼」が生まれます。
多くの親が、この「信頼」の薄いところに「こうあるべき」と主張することで、子どもとの対立が起こっています。
子どもに何かさせようとするよりも、「信頼」を作ることで、子どもは親の言葉に耳を傾けようとするものです。
親は人生の先輩です。
子どもが損な生き方をしないよう、伝えたいことがたくさんあるのではないでしょうか?
思いやり、生き方、感じ方、しつけ、社会常識、友達、夫婦、子育て、性の問題、政治。
それらが上手く伝わるためには「信頼」を築くことが不可欠です。
そして、親子の間で作られた「信頼」は
子どもにとって、根拠のない大きな自信になります。
良い親にならなくてもいい んです。
やり方を学ぶ事です。
子どもとの「信頼」を作るコミュニケーションの方法と、子どもから「親も一人の人間なんだ」と分かってもらう自分育ての方法を。