親には3つの型がある!

子育てコラム⑤

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あなたはどのタイプ?子供への接し方を分類

親業の創案者トマス・ゴードン博士は、親の子どもに対する態度は、多くの人が、下の3つの型に分類されると言っています。 

「勝者型」 

「敗者型」 

「動揺型」

 

 

各々の特徴的な親の態度をみてみましょう。

 

①勝者型

親が子どもに対して、権力を振るうのを当然と思っている。

子どもに制限をもうけて、ある特定の行動をするように要求し、命令する。
子どもが親の言うことを聞かないと罰を与える。子どもが親の言うことを聞くように、罰を与えるぞという脅しを使う。
親の欲求と子どもの欲求がくいちがう場合、つねに親が勝って子どもが負ける形をとる。

「子どものため」
「子どもは本当はそういう親の権威を求めている」
「子どもがどう思おうと、ちゃんと教えることが親のつとめだ」
「親が一番分かっている」
などの考え方を持っている。

 

②敗者型

子どもに不満を残すことは子どもにとって良くないと考えている。

 

子どもにかなりの自由を許している。

子どもに対して、制限を設けることを意識的に避け、権威主義的な対応は子どもによくない!と主張する。

 


親の欲求と子どもの欲求がくいちがう場合、かなりの頻度で子どもが勝って親が負けている。

 

③動揺型

勝者型と敗者型、どちらかを一貫して使わず、双方を適当に調和させようとする。

 

子どもが小さな時は「勝者型」子どもが大きくなってくると言っても聞かないからと「敗者型」に以降することも。

最初の子には「勝者型」下の子には「敗者型」のパターンもあり。

 


「子どもには出来る限り自由にさせたいけれど…放っておくと子どもがどこまでもエスカレート…もうこのままではダメだと思って厳しくしてみる…今度は厳格になりすぎて自分が嫌になり、子どもにもいい影響がないと思い自由にさせる…でも…」

 


さあ、あなたはこの3つの型に当てはまりましたか?

 

どれにも当てはまらない!

という方もいると思いますが、世の中の9割以上の親が、3つの型のどれかで子どもに対応しているといわれています。

 

分かりますか?3つの型の共通点

3つの型にはある共通点があります。

それは、どちらかが勝ってどちらかが負けること。

 

①勝者型「親が勝って子どもが負ける」
②敗者型「子どもが勝って親が負ける」

 

世の中の9割の親が勝ち負けで子供の接しているというのには衝撃です。

ちなみに、一番多いのは、勝つか負けるかで揺れ動く③動揺型。

 

 

この勝つか負けるかの対応しか知らない親のジレンマが、子供とのコミュニケーションの行き詰まりの大きな原因だと言われています。

 

第4の型、それは話し合うこと

親子間の葛藤を解くには「話し合うこと」ことが一番です。


一見単純で簡単そうに聞こえますが、お互い納得できるよう話し合うことは結構難しいものです。

親は話し合ったつもりでも、子どもは「押し付けられた」「命令された」と不満を抱えたり、反対に親の方にモヤモヤが残ったり。

残念ながら、世の中の9割の家庭が「話し合い」という名の誘導、命令、脅迫、説得になっています。

 

「話し合い」は勝ち負けではありません。

どちらかの解決策を押しつける場ではないのです。

 

「話し合い」は、お互いの困ったことを解決するために、一緒になって解決策を探す行為です。

 

協力して一緒に探すには、親が子どもの話に耳を傾け自分の気持ちを素直に伝えるコミュニケーションが必要になってきます。

すなわち、こどもの話に耳を傾ける、自分の気持ちを素直に伝えるコミュニケーションを学べば、3つの型以外の対応、「民主的な対応」で子どもに接する事が出来るということです。

 

子どもとの対応でモヤモヤが残っちゃうというあなた


勝つか負けるか、このジレンマで揺れ動いていませんか?

〈参考〉「親業」トマス・ゴードン著 大和書房

このコラムを書いた人
生駒 章子(いこま しょうこ)
元ガミガミママ。今は親業訓練のイ ンストラクターで当サイト「親の学校プロジェクト」の代表をやっています。この写真はインストラクタ ーになって2年目くらいの時。写真に写っている娘は中学3年生になりました。何年前の写真使ってるんだ よー(笑)って、懐かしい写真が出てきたので期間限定でアップ。今はインストラクターになって10年目と なりました。


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