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鶴ヶ島市立長久保小学校の学校保健委員会でお話ししました

※写真はイメージです。

夏休みも残りわずか!
そんな中、昨日は鶴ヶ島市立長久保小学校の学校保健委員会での講演でした

くしくも、講演の日の一昨日に東京都渋谷区の路上で母娘を包丁で襲い殺害しようとしたとしで、戸田市の中学3年の少女が逮捕された事件があったばかり…

朝からニュースの続報をチェックして、埼玉の先生方は大変だろうな…と思いながら学校に向かいました。

参会者は先生方と保護者の皆さま。
ハイブリッドでの開催でした。

先生方は全員会場(学校)参加ですが、保護者は会場とオンラインが選べて、会場にはお一人、あとの皆さんはオンラインでの参加でした。

実は、当初、長久保小学校には「昨年」お伺うする予定だったんです。
昨年の夏といえば、オリンピックあたりからコロナが急増して医療がひっ迫!
緊急事態宣言やまん延防止が全国的に広がった時期です。

長久保小学校の学校保健委員会も漏れなくその影響で中止…

なので、今年は昨年のリベンジ開催!

そのお陰で、といったらなんだけど^^
昨年だったら実施できなかったであろうハイブリッド開催にこぎつけられたのは1年延びたからかな。

大久保小学校では、今回のハイブリッドで開催をするにあたり、Googleのサービスを使って配信したようです。
IT関係にあまり詳しくないので、(汗)、Googleのどんなサービスよーと言われるとよく知らなくてすいません!という感じなのですが、学校のオンライン、ハイブリッド授業でも同様のやり方で行っているようです。

わたくしごとですが、今週から親業訓練一般講座のオンラインが始まります。
Googleのシステムを使うわけではないですが、オンライン時のPCの扱い方など参考になるな~なんて思いながら先生達をみておりました。

講演では、「脳科学と発達心理学から見た子どもの育ちとコミュニケーション」をテーマにお伝えしました。

講演資料の一部より

講演資料の一部より

実は、2年前ほど前までの講演はコミュニケーション一筋!(親業のインストラクターですからね(笑))でお伝えしていたのですが、コロナ禍になってからコミュニケーションだけではなく、場合によっては脳科学や子どもの発達段階を合わせてお伝えするというスタイルをとっています。

それはなぜかというと

講演を聞く皆さまの中には、子どもの発達段階(脳の発達的に「今は出来ないこと」「これから先に出来ること」)を知らずに、年齢以上の理解度や能力を子どもに要求することで、無用なイライラを増やしている方が多いと感じたからです。
特にコロナ禍になってからね。

もし、もう少し子どもの発達段階を知っていたら、子どもに親の価値観を押し付けて関係を壊れちゃう!なんて事態は大幅に減るはずです。

ちなみに、ここでいう押し付けないの意味は、「伝えない!言わない!」ことではありませんよ!

むしろ逆!
親は色々は事を子どもに教えてあげられるといいんです。
でも…親子関係が良くないところに色々教えても、ただの小言になって逆効果になることがあるわけです。

こんな時、もし子どもの発達段階が分かっていたら、もっと子どもに伝わるように話す努力をするでしょう。
例えその時に分かってもらえなかったとしても、「今じゃない!」と思えて、関係を壊すほど子どもを追い詰めることも減るし、子どもの話しだって今よりずっと聞けるようになるはずなんです。

そんなふうに心を砕きながら親子の良い関係を維持し、信頼関係を構築することで、成長と共に、自分を否定せず伝え続けてくれた親の言葉が「ここ!」というときに子どもの心に響くんです。

正直、慣れないハイブリッドでどこまで伝わったかは分かりませんが、今日の講演が、少しでも子どもへの対応の参考になればいいなと思っています。

最後に余談ですが^^

わたしの場合、講演のご依頼をいただくと、基本、当日までのやり取りは電話やメールが多いんです。
なので、講演当日はそれまでやり取りしていた先生と対面するのが私の楽しみに一つでもあります♬

今回も連絡をくれていた養護の先生との初対面を楽しみに行きました。

するとなんと!
先生は私の息子とほぼ同じ年で、さらに!
養護の先生として赴任するのは今年が1年目なんだそうです!!

そんな未来の学校を背負って立つ先生の、初めて担当する学校保健委員会に関われたなんてとっても嬉しいです。

ちなみに、ここに赴任する前は別の子どもに関わるお仕事をされていたそうです。
帰りがけにお話ししたときにも「子ども達のことが好きなんだな~」というのがとても伝わってきました。
良い先生になるんだろうなあ^^
母の思いで先生の今後の学校生活を応援しています。

改めて、長久保小学校の先生方、ご視聴いただいた保護者の皆さま、ありがとうございました♪

  • この記事を書いた人

生駒 章子

親の学校プロジェクトの代表。元ガミガミママで今は親教育の専門家。
自身の原体験から、子育て支援ではなく「親支援」にこだわって活動中。趣味は読書(マンガ)

ファミリーワークス合同会社の代表。
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