代表ブログ

小学生の子どもを持つ親のための家庭教育学級でお話ししましたin本太公民館

7年ぶり二度目の家庭教育学級での講演

2月1日(水)、さいたま市本太公民館主催の「小学生を持つ親の家庭教育学級」でお話しさせていただきました。

本太公民館では、毎年、近隣の本太小学校と共催でこの「小学生を持つ親の家庭教育学級」を企画しているのですが、ここ数年は中止を余儀なくされていたようで、リアルの家庭教育学級の開催は3年ぶり

そんな記念すべき日にお招きをいただき大変光栄です。

そして実はね~
この「家庭教育学級」には以前もお声かけをいただいていて、本太公民館でお話しするのは今回で二度目となります^^

今回依頼を受けたさい「懐かしいな、何年ぶりかな~」と思い調べてみたんですが

なんと7年ぶり!!

4年ぶりくらいかと思っていたので、時の速さにビックリというか驚愕です。
はい、年も取りますね(苦笑)

参考

7年前の様子はこちら↓(アメブロ)
講演リポート~さいたま市本太公民館~

7年目のブログによると、当時100人を超える人が集まったようですが…今年度はさすがにコロナ後…

もちろん100人とはいきませんが、それでも50人ほどの保護者に方にお越しいただけました。

伝えられる場所がある。聞いてくれる人がいる。
こんな嬉しいことはありませんよー

 

小学生ママパパに知ってほしい脳科学と親業

7年目前の資料が公民館に残っていて、打ち合わせの過程で画像で見せてもらったのですが、パワーポイントがつたなくて申し訳ない気持ちになりました。(汗)
当たり前ですが、当時は「THE親業」の講演内容。

そして7年後の今回のテーマ(タイトル)は
「脳科学から見た子どもの発達と、子どもに伝わるコミュニケーションの実践」

3年ほど前からお伝えしている脳科学も取り入れましたよ。

前半は、脳科学の視点から見た子どもの育ち。
その中でも「認知と心の発達」に焦点を当てたお話です。

親は、子どもが1年生だろうと6年生だろうと、我が子が大人と同じように感じ考えるものだと錯覚しがちです。
でも、残念ながら我が子は名探偵コナンではありません。(コナンのIQ300!?)

まだまだ大人と同じようには感じないし考えられない。
それなのに、子どもが同じように考えないことで親は腹を立て親子関係を悪くしてしまうことがままあります。

親子関係の悪い中で育つと、子どもは常に不安になります。
不安な状態ではやる気もでないし自立心も主体性も育ちません。

時間の関係で、ご紹介したのはほんの一部ですが、子どもの脳の発達段階を知ることで、子どもの言動で無用なイライラを感じる回数が減っていったら嬉しいなと思います。

そして後半は親業から「子どもの話しの聞き方」をロールプレイを交えてお伝えしました。

「話の聞き方」のロールプレイでは、突然の無茶ぶりにも関わらず、参加者のみなさま、そして恐れ多くも校長先生まで快くご協力いただいたのですが、「え?みなさん素人なの?」と思うくらい、臨機応変な返しで、参加された方も聞き方の違いがよく分かったのではないかと思います^^

話しの聞き方については他の記事でも書いているので多くは書きませんが、子どもの育ちを知って親がイライラすることが減れば、子どもの話しも聞く親の余裕も生まれるはずですよ。

参考

「子どもの話を聞く」の内容はこちらの記事が参考になります。

 

小学生以降の子を持つ親が
子供との接し方を学ぶ場は少ない?!

講演終了後、参加者の方と
「子どもが小学生以上になると子育ての悩みを話す場所が少ないよね」
という話をしていました。

いや~本当!
子どもが幼稚園、保育園までは公的機関の情報や子育て相談も多いし、少し動けば地域の子育てサークルを見つけたり有益な情報も手に入ったのに…

子どもが小学校になるといっきに…
相談したり話を聞いてもらえる場所が減る印象ってありませんか?

もちろん、探せば民間でも情報はたくさん出しているんですが…
実際のところ、少しググったところだと習い事や勉強の情報が多かったり…(それがまた親を焦らせる…)

毎日の何気ない子どもとの関りからくる親のモヤモヤや困ったを安心して話したり、子どもとの関わり方の具体的な情報にはなかなか出会えないことが多いもの…

もちろん、各学校で家庭教育学級を実施してているところは多いです。

でも、各学校の家庭教育学級はPTAが主催なので、学校外の人は行きづらいし(そもそも参加資格がない)、同じ学校の保護者であっても、出来る限りPTAに関わりたくないのが親の常(苦笑)
PTA行事というだけで、なんとなくスルーされがちなのも家庭教育学級かな。

じゃあ、迷える小学生ママパパがどうしたらいいのよーー

ということで、本太公民館では、「小学生を持つ親の家庭教育学級」を公民館が主催者としてドーンと打ち出してくれているおかげで、誰でも参加しやすい風土を作ってくれている気がします。

公民館だよりで参加者を募ってくれているのもいいですよね。

こんな地域の公民館が主催で、近隣の学校とも協力して開催する家庭教育学級がどんどん増えたらいいなと思います。

 

家庭教育学級で嬉しかったこと

そうそう、この講演で一番嬉しかったのは、それこそ6,7年くらい前の受講生さんが講演を聞きに来てくれたこと。
終わってから少し話ができたこと。

「あの時に親業を受けておいて本当に良かったって」
と言ってくれたこと。

受講当時はお子さんが幼稚園だったよね。
元気なお子さんでね、そのやんちゃぶりに手を焼きながらも、真摯に自分と子どもに向き合っていた素敵なママです。
今はセレブ^^

そのお子さんも4月から6年生だそうで、引き続き子育て親育てを応援しています。
いつでも連絡頂戴ね。

そして、もうひとつ嬉しかったことは、これまで準備をしてくれたPTAの方々や公民館の職員の皆さまとお会い出来たこと。

やはり、こうして企画して準備して運営してくれる人がいてこそ成り立つのが講演会。

改めまして、準備から当日まで大変お世話になりました。

またどこかでお会いするのを楽しみにしています♪
(見かけたら声をかけてほしいなー)


➤家庭教育学級のご依頼承ります。

  • この記事を書いた人

生駒 章子

親の学校プロジェクトの代表。元ガミガミママで今は親教育の専門家。
自身の原体験から、子育て支援ではなく「親支援」にこだわって活動中。趣味は読書(マンガ)

ファミリーワークス合同会社の代表。
お問合せはこちらから

-代表ブログ